2023年9月27日(水)
インボイス中止求めるネット署名
過去最多 更新続く
「インボイス制度を考えるフリーランスの会」(STOP!インボイス)が呼びかけているインボイス制度に反対する署名が、日本のオンライン署名としてはこれまでの最多を更新し続けていることが分かりました。同制度の導入を強行しようとする岸田政権への怒りの急速な広がりを示すものです。
署名は、岸田政権が10月1日から強行しようとしている消費税のインボイス(適格請求書)制度に反対しようと、同会がオンライン署名サイト「チェンジ・ドット・オーグ」で呼びかけた署名。22日には46・6万人に達し、これまで最多だった2021年の新型コロナウイルス禍のもとでの東京五輪・パラリンピックの開催中止を求める署名(46万5481人)を突破していました。
今回の署名の賛同者は「業務量が増え、納める税金が増えるだけ」「税を増やして庶民の生活を圧迫するのは絶対反対」「これ以上、国民の生活を壊すな」などの怒りの声を上げています。26日午後5時現在で53万3880人に達し、依然として過去最多を更新中。同会はインボイス制度中止を実現するまで活動を行うとして、署名のさらなる拡大を呼びかけています。