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2023年9月25日(月)

101年貫く党の役割 次の選挙で訴えたい

NHK「日曜討論」で穀田氏

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は24日のNHK「日曜討論」で、少子化対策の強化や軍事費増額の問題をめぐり、「大軍拡自身にわれわれは反対です。このままでは世界第3位の軍事大国になってしまう。『新しい戦前』にしてはならないという国民の声に応えるべきだ」と述べました。さらに「復興財源や医療関係のものを軍事費に流用するやり方には問題がある」と強調。少子化対策については「肝心の教育負担には何もふれず、財源も定かではない」と批判しました。

 その上で、日本共産党が日中両国政府に提言した「日中両国関係の前向きの打開のために」にふれ、「どうやって平和を維持し守っていくのかという提案をしている。沖縄県議会の意見書でも同様のことを主張しているが、こうしたことをやるべきだ」と主張しました。

 さらに穀田氏は、衆院解散・総選挙についての質問に答え、「(物価高などで)暮らしが大変だ。それから、憲法を変えようとしている動きもある。社会保障をさらに切り捨てようとしている。こういう政治を変えるためにたたかいたい」と強調しました。

 穀田氏は、解散を「首相の専権事項」としてもてあそんできたことについて、「憲法には書いてない」「ずっとやってきた(自民党の)やり方自身に問題がある」と主張しました。

 穀田氏は、市民と野党の共闘について「これまでずっと主張してきた。ぶれずにたたかいたい。(これまでの)総選挙で一定の成果をあげたことに確信を持って進めたい」と述べました。そのうえで、「今度の選挙は政党の選択の選挙だと思っています。党をつくって101年、ぶれずに、反戦平和を貫いてきた。国民と一緒に、寄り添ってたたかってきました。そして、共闘を進めてきました。そういう党の役割をはっきり訴えながら、選挙をたたかっていきたい」と語りました。


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