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2023年9月20日(水)

1カ月に3機墜落

米海兵隊、全機を飛行停止

 米海兵隊は18日(日本時間19日)、所属するすべての航空機を2日間、飛行停止にすると発表しました。過去6週間で、最も深刻な「クラスA」事故が3件発生したことを受け、安全確認などについて協議するためとしています。

 米海軍安全センターによれば、8月24日に米カリフォルニア州でFA18D戦闘機が墜落し、乗組員1人が死亡。27日にはオーストラリア北部でMV22オスプレイが墜落し、乗組員3人が死亡しました。さらに今月17日、F35Bステルス戦闘機が墜落。乗組員はパラシュートで脱出しましたが、機体が行方不明になり、18日夜(日本時間19日午前)、機体の破片が南部サウスカロライナ州内で発見されました。海兵隊は現在、回収を行っています。

 これらを時系列でみると「6週間」どころか、4週間以内に3機が訓練中に墜落していることになります。

 沖縄を拠点とする第1航空団司令部も本紙の取材に、同様の措置を取っていると回答しました。墜落した一連の航空機のうち、MV22は普天間基地(沖縄県宜野湾市)に、F35Bは岩国基地(山口県岩国市)に配備されています。


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