2023年9月12日(火)
岩渕議員 大雨被害を調査
4年前も被災「支援を強めて」
福島・いわき
![]() (写真)内郷内町を流れる新川(右側)の越水現場を見る(右から)岩渕、吉田、(1人おいて)宮川、熊谷各氏=10日、福島県いわき市 |
台風13号により線状降水帯が発生し、複数の河川が氾濫した福島県いわき市に10日、日本共産党の岩渕友参院議員が調査に入りました。吉田英策、宮川えみ子両県議と、町田和史県委員長、熊谷智いわき・双葉地区委員長が同行しました。
被害が大きかった内郷地域の幼稚園は2019年の台風19号の豪雨でも床上浸水に見舞われました。再び起きた床上浸水に、被災直後から保育士と保護者が集まって、泥出しや園庭に流れ込んだ土砂の除去などに取り組んだといいます。
前回の被害後、園舎の移設やかさ上げを検討してきたものの、公的補助金の使いにくさや建設資材の高騰などによって計画が足踏みするなかでの再度の被災であり、園長は行政の支援を強めてほしいと話しました。
新川の越水によって住宅街全体が水没した内町立町団地では、すでに多数のボランティアが各戸に入り、泥や災害ごみを運び出す作業を始めていました。この地域では、市の後援を受けて住民が自主的に水害マップを作成し、小学校などと連携して災害に備えて命を守る練習を行っていたこともあって、今回の水害に対応できました。
4年前の水害後、川底のしゅんせつや堤防補強などが行われましたが、計画の見直しも含めた河川改修の促進が必要となっています。









