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2023年9月10日(日)

団地すっぽり浸水

共産党が台風被害調査 市に緊急要望

福島・いわき

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(写真)宮川(左側)沿いの被災地を調査する(右から)熊谷、吉田、菅野各氏=9日、福島県いわき市

 福島県いわき市では台風13号による大雨で1人が死亡、1人が軽傷を負い、住宅への浸水や土砂崩れの被害が各地で発生しました。日本共産党いわき・双葉地区委員会の熊谷智地区委員長、吉田英策、宮川えみ子両県議、菅野宗長、高橋明子両市議らは、9日朝から被害状況を調査し、被災住民の声を聞きました。

 被害の大きかった内郷地域では、新川や宮川から大量に越水。「一帯が津波に襲われたような状態だ」と住民が話します。内郷内町では内町団地一つがすっぽり水につかり、団地内や周辺道路に大量の泥や土砂が残されていました。

 小中学校への浸水も各地で起こり、避難所指定されている学校体育館が床上浸水して受け入れを中止したところも出ています。

 内郷白水町の国宝「白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)」も境内が浸水する被害を受けました。

 熊谷地区委員長らは同日夕方、同市に豪雨被害に関する緊急要望を提出。▽玄関先まで運び出した災害ごみの撤去など公費負担できる支援の周知強化▽市道の泥の速やかな撤去▽罹災(りさい)証明の迅速な発行に向けた体制補強を国・県に要請することなどを求めました。


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