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2023年9月10日(日)

“社会運動がしたい”と入会者続々

「一緒に」と声かけよう

新婦人が中央委員会

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(写真)あいさつする米山会長=9日、東京都内

 新日本婦人の会は9日、東京都内で中央委員会を開き、11月の第31回全国大会成功へ「核軍拡ノー、いのち、暮らし、人権こそ! 憲法いかし、ジェンダー平等、気候危機打開へ 『新婦人に入って一緒に』と仲間づくり大きく」と掲げた大会議案草案について討論し確認しました。

 米山淳子会長はあいさつで、学校へのクーラー設置や学校給食、子ども医療費、食・農、平和など各地の取り組みを紹介。「いま、女性たちと対話すると『憲法を無視した今の政治に怒りがいっぱい。一緒に行動できる人と出会えてうれしい』と入会したり、ストレートに『社会運動がしたい』と入会が続いている。新婦人に入って一緒にやろうと率直な声掛けが大事だ」と呼びかけました。

 高杉しゅん事務局長が大会議案草案を提案し、草の根から、核軍事ブロックの強化や気候危機による「地球沸騰化」、ジェンダーギャップ、性加害・暴力などに対し行動しようと訴え。「国内外の女性たちと連帯する国連NGOの新婦人が大きくなることが求められている」と強調しました。

 草案について18人が発言。北海道の代表は、学校へのクーラー設置を求めて文部科学省や北海道・地元行政に要請し、前進を生んだ経験を語り「機敏に動く新婦人の活動の意義と役割を体感した会員が、仲間を増やしている」と報告しました。

 兵庫や山口から「新婦人の気づいたらDO!(行動しよう)が合言葉になっている」と報告があり、兵庫の代表は「給食無償化署名で宣伝デビューなど、行動に一歩踏み出す次世代が生まれている」と語りました。


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