2023年9月10日(日)
安心して学べる環境に
北海道帯広 演説会ではたやま比例予定候補
![]() (写真)声援に応えるはたやま(右)、岩渕氏=9日、北海道帯広市 |
北海道帯広市の日本共産党十勝地区委員会は9日、来たるべき総選挙で躍進をと岩渕友参院議員、はたやま和也衆院比例予定候補を迎えて演説会を開きました。雨の中、「はたやまさんを国会へ」と手作りのうちわを掲げる市民らが足を運びました。
はたやま氏は、教員時代の学校教育を振り返り、子どもが安心して学べる環境をつくりたいと力説。物価高騰や原発、汚染水(アルプス処理水)放出、大軍拡と市民の願いに挑戦する岸田自公政権と「第2自民党」と発言した維新の会や国民民主、参政党と、日本共産党の違いを強調しました。
戦後、十勝管内の幕別町で起きたレッドパージの歴史に触れ、「暮らし、仕事、平和、人権を何よりも大切にする党として、一緒に世直しを進めていこう」と衆院選への決意を表明しました。
岩渕氏は、北海道には地域の人口減少や病院、鉄路、中小業者、農林漁業の減少で地域経済が痛めつけられているなか、さらに「核のごみ」や五輪招致、新幹線延伸と国や大企業によってさまざまな問題が持ち込まれていると述べ、はたやま予定候補の知恵や経験、行動力で道内を駆け巡り、道民の命と暮らしを守る議席の奪還を呼びかけました。また、閉会中審査での汚染水放出の問題点を指摘し、原発ゼロと再エネへの転換が必要と訴えました。
初めて演説を聞いた51歳の女性党員は「汚染水に問題意識を持っていたけど、改めて理解できた。共産党が伸びてこそ。今の政府をひっくり返したい」と話していました。









