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2023年9月9日(土)

京都市長選に福山氏

市政をリニューアル

くらしと生業 全力で応援

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(写真)京都市長選への立候補の決意を語る福山氏=8日、京都市中京区

 来年2月に任期満了を迎える京都市長選挙で、新人で弁護士の福山和人(ふくやま・かずひと)氏(62)が8日、京都市内で記者会見し立候補することを表明しました。

 現職で4期目の門川大作市長は先月、次の市長選に立候補しないことを表明しています。

 福山氏は、2018年4月の京都府知事選に立候補し、44・1%の得票率を得て大善戦。前回20年2月の京都市長選にも立候補し、16万票を獲得して大健闘しました。

 福山氏は会見で、コロナ禍を経て、市内で働く人の給与の減少や倒産休廃業が年1000件を超える実態を告発。市の子育て支援が極めて貧困で、地価高騰で子育て世代の流出がとまらなくなっているとし、「いま一番、行政がすべきは市民のくらしと生業(なりわい)を全力で応援することだ。前回できなかった仕事をもう一度させていただきたい」と強調しました。

 前回の選挙で、市民が政治をつくる流れを築いたことに触れ、「市民の声でそろそろ京都市政をリニューアルしませんか」とよびかけました。

 市長選をめぐっては、自民・公明が現職の後継として元民主党参院議員の擁立を検討していることが報じられ、維新なども候補者の擁立をめざしています。7日には、新たに自民党の京都府議が立候補を表明しました。

 福山氏の略歴 京都市伏見区生まれ。立命館大学法学部卒。京都弁護士会副会長など歴任。自由法曹団京都支部幹事長・同全国常任幹事。


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