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2023年9月7日(木)

大賞に鈴木エイト氏

JCJ賞 統一協会汚染暴く

 日本ジャーナリスト会議(JCJ)は6日、1年間の優れたジャーナリズム活動を表彰する第66回「JCJ賞」の受賞者を発表し、大賞に『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』などを書いた鈴木エイト氏を選びました。

 ジャーナリストで作家の鈴木氏は、統一協会信者による偽装勧誘の現場に遭遇。被害者の救出活動を始めたのをきっかけに統一協会をテーマに20年にわたり取材・執筆してきました。

 鈴木氏についてJCJは「フリージャーナリストとしてただ一人、とりわけ自民党とのかかわりを身の危険を顧みない勇敢な取材活動に集中してきた」と評価。

 大賞とした理由について「(安倍晋三元首相の銃撃)事件から1年足らずでメディアでの追及・取材も激減、早くも雲散霧消しかねないありさまだ。そのような今こそ、孤独な闘いを続けてきたフリージャーナリストの活動をたたえ、激励する」としています。贈賞式は9月23日の予定です。

 JCJ賞受賞作品は、「台湾有事の内実や南西諸島の防衛強化を問う一連の報道」(琉球新報社)、小山美砂『「黒い雨」訴訟』(集英社新書)、「命(ぬち)ぬ水(みじ)~映し出された沖縄の50年~」(琉球朝日放送)、「市民と核兵器~ウクライナ 危機の中の対話~」(NHKEテレ)、「ルポ死亡退院~精神医療・闇の実態~」(NHKEテレ)の5点です。


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