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2023年9月2日(土)

たっそ岩手知事候補・3県議候補必ず

あす投票 1票争う大激戦

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(写真)たっそ拓也・知事候補

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(写真)斉藤信候補(盛岡区)

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(写真)高田一郎候補(一関区)

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(写真)千田みつ子候補(奥州区)

 岩手県知事選と県議選が3日に投票を迎えます。知事選では「オール岩手」で5期目をめざす、たっそ拓也候補(59)と、自民党丸抱えの千葉絢子候補(45)との大激戦が続いています。(関連記事)

 20ある県立病院体制の維持が大争点に浮上。千葉候補が20の県立病院の維持に否定的なのに対し、たっそ候補は「岩手の強みの医療をさらに充実させる」と表明しました。

 千葉陣営が「国との太いパイプが必要だ」と訴えているのに対して、日本共産党は「国の悪政を流しこむパイプはいらない」(小池晃書記局長)と反撃。全国にも誇れる、たっそ県政を継続・発展させるのか、自民党県政の復活で国の悪政持ち込みを許すのか。対決軸がいっそう鮮明になっています。

 県議選では、各陣営による1票の奪い合いが激烈に。共産党の斉藤信(72)=盛岡区=、高田一郎(64)=一関区=、千田みつ子(69)=奥州区=の3現職候補は「たっそ県政の推進力である党の3議席確保を」と懸命に訴えています。

 3候補は、コロナ感染対応のためにも20の県立病院体制を維持充実させ、物価高騰対策や子育て支援の拡充をめざすと強調。汚染水海洋放出を強行し、保険証廃止を狙う岸田政権に審判を下そうと呼びかけています。

 岩手日報が県議選終盤情勢を「激戦」「混戦」(1日付)と報じるなか、各陣営とも必死です。自民党は、たっそ県政と岩手の野党共闘を攻撃。各党の幹部や元閣僚らが相次いで応援に入っています。

 共産党県委員会は、県議選で現有3議席を保障する支持拡大には至っておらず、勝利は最後までの奮闘にかかっているとして、支持拡大目標の達成と「担い手」を増やす作戦に全力をあげています。


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