2023年9月1日(金)
カジノ・万博中止求め宣伝
大阪 国は認定取り消しを
![]() (写真)マイクで訴える桜田氏(手前)と宣伝参加者=31日、大阪市・京橋駅前 |
「カジノ問題を考える大阪ネットワーク」は31日、大阪市の京橋駅前で宣伝し大阪・夢洲(ゆめしま)へのカジノ誘致計画の認定取り消しを国に求める署名を呼びかけ、一体で進められる大阪・関西万博の無謀な計画を批判しました。
同ネット代表の桜田照雄阪南大学教授は「(大阪カジノ計画は)『認定』と言っても、入場者数・利益予測の根拠の不明確さ、住民合意への懸念など、国自体が数多くの問題を指摘。カジノ用地をめぐる二つの裁判が進行中で、国土交通省も、手続きに問題があれば『認定を取り消す』と明言している」と訴え。「夢洲は土壌汚染、地盤沈下に加え、災害に弱く、観光にも万博にもふさわしくない。建設費も高騰し、負担するのは住民だ」と中止を求めました。
署名に応じた寝屋川市の自営業の女性(60)は「人の不幸、命を犠牲に金もうけなんてだめ。カジノや万博にお金使わず、高校つぶしをやめて教育にお金を使って」と訴え。府立高校に通う男子生徒(18)は「カジノに税金使うなら、貧困支援や学費免除を。体育教師を目指し、大学は4年で500万円かかるので奨学金を借ります。将来の収入もわからないのに借金を背負わせないで」と話します。









