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2023年8月28日(月)

沖縄全域PFAS調査

河川・土壌の検体採取

 沖縄県は22日、発がん性など人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)について水質と土壌の調査を県全域で21日から開始したと発表しました。

 県内では米軍基地周辺の水や土壌から高濃度のPFASが検出されています。県は「米軍基地が汚染源である蓋然(がいぜん)性が高い」として、基地への立ち入り調査を国や米軍に求めていますが、実現していません。

 県環境部環境保全課によると、県は水質調査を2016年以降、基地周辺などで続けてきましたが、今回は初めて県全域の河川や井戸から検体の水を採取するといいます。土壌についても全市町村で検体を採取する調査は初めて。基地が所在しない市町村も含め調査することで、基地所在地の汚染が特異な状態にあるかどうかを比較することができるとしています。

 11月末までに検体を採取し、来年3月までに分析結果を公表する予定を明らかにしています。


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