2023年8月27日(日)
非核条例を考える
沖縄 全国の取り組み交流
![]() (写真)沖縄県石垣市をメイン会場に開かれた「非核条例を考える全国の集い」=26日(オンライン画面から) |
「非核条例を考える全国の集い」が26日、沖縄県石垣市をメイン会場に全国をオンラインで結び開かれました。同実行委員会が主催し、平和憲法を守る八重山連絡協議会と苫小牧非核平和条例を考える会が共催しました。
ウクライナ侵略を続けるロシアの「核の威嚇」といった核兵器をめぐる国際情勢をとらえ、非核条例制定や非核化に向けた全国の取り組みについて意見交換しました。
冨田宏治関西学院大学教授が基調講演し、核兵器禁止条約を生み出した世界の流れと、ロシアや北大西洋条約機構(NATO)による「核抑止力」が対抗軸だと指摘。核兵器依存国で起きている核廃絶に向けた変化や、日本で広がる核兵器禁止条約批准を求める声を力にし、「敵基地攻撃を振りかざし主要7カ国(G7)広島サミットで核抑止力を公然と主張し、核兵器禁止条約に敵対する日本政府の立場を改めさせよう」と訴えました。
神奈川県、兵庫県、北海道など各地から報告があり、沖縄・宮古島市の日本共産党の上里樹市議は軍事力強化の実態を告発。石垣市の大浜明彦前市議は、石垣港などの軍事利用に反対する運動を振り返り、「住民の力を結集し、命、歴史・文化を守っていきたい」と語りました。









