2023年8月26日(土)
マイナ総点検自治体400~500
全体の2割超
河野太郎デジタル相は25日の会見で、マイナンバーのひも付けに誤りがある恐れのある個別データの総点検を行う自治体が、全自治体の2割以上となる400~500程度に及ぶことを明らかにしました。このうち個別データの量が多い項目は障害者手帳のひも付けで、全都道府県に加え、政令市、中核市など、障害者手帳の事務を移譲している市が実施します。
個別データの総点検は▽点検対象となるデータの抽出(9月中)▽抽出された情報の氏名、生年月日、住所、性別の突合と、一致しないデータの特定(9月下旬~10月上旬)▽一致しないデータのマイナンバーの本人確認(~11月末)―の3段階で行います。河野氏は「スケジュールありきではなく、丁寧な点検が大事だ。実際のスケジュールは個別機関の状況、事情に配慮していきたい」と述べ、月1回程度、進行状況を公表する方針です。
河野氏が公表した自治体数には、厚生労働省が独自に先行して行っているマイナンバーと健康保険証のひも付けの点検は含まれていません。








