2023年8月25日(金)
最賃・ジェンダー平等推進
全労連 秋季年末闘争方針を確認
全労連は23、24両日、幹事会を開き、最低賃金全国一律への法改正とジェンダー平等推進を図る二つのキャンペーンを成功させるなどの秋季年末闘争方針を確認しました。黒澤幸一事務局長が24日、東京都内で記者会見し、発表しました。
黒澤氏は、最賃を全国一律にする法改正にむけて、秋からキャンペーンを実施し、来年の通常国会で実現させるために取り組むと表明しました。全国加重平均が1000円を超えたもとで、政府が次の最賃目標にむけて「新しい資本主義実現会議」で議論することになると指摘。「ここに向けて私たちの要求をぶつけていく」と述べ、「法改正による全国一律制度の実現」「時給1500円以上の最賃をただちに実現する」を掲げるよう求める団体署名に取り組むと語りました。
ジェンダー平等宣言の促進にかかわって、各産別でジェンダー平等宣言を確認したうえで、すべての組織で行動計画をつくることをよびかけていくと述べました。
あわせて、「身近な職場要求の実現を新たな仲間を迎えて力を付けて実現させる取り組み」をすすめるとしました。
そのうえで、マイナンバーカードの取得強制・保険証廃止を許さない取り組みを強化すると指摘。東電福島第1原発の汚染水(アルプ処理水)の海洋放出について、ただちに中止を求めていく運動を全国で展開すると語りました。








