2023年8月19日(土)

台風７号　共産党が現地調査

直撃の鳥取で大平衆院予定候補

（写真）農道が流され新たな川が水田を流れる様子を視察する（左から）大平、岡田の両氏＝18日、鳥取市国府町

　日本共産党の大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補と岡田まさかず衆院鳥取１区予定候補は１７、１８の両日、台風７号の直撃を受けた鳥取県東部で現地調査をしました。１７日は市谷知子県議、鳥取市議団の伊藤幾子、岩永安子、金田靖典の各氏、八頭町では川西聡町議が同行しました。

　鳥取市佐治町では、佐治川ダムの緊急放流が行われ、高山橋、旧刈地橋が崩落、国道４８２号がいたるところで陥没、護岸崩落していました。道路の路肩が崩れるなどで多数の孤立集落が生じました。

　一時孤立した集落に住む高齢女性は「本当に恐ろしかった。足が悪いので２階に避難した。仲のよかった近所の８０代の女性が避難所で亡くなったので悲しい」と話しました。

　八頭町福地では私都川が氾濫し、県道２８２号が陥没しました。元町長の和田哲也氏は「県が砂防堰（えん）堤をつくったが水路を既存のものにつないだため、大水が出ると村中にあふれる」と県に是正を求めました。

　１８日は、大平、岡田の両氏が鳥取市国府町の農業被害を専業農家の男性の案内で視察。大石川の護岸の農道が土石流で流され、河川水が水田に流れ込んで新たな川となり、４０アールの水田が被害にあいました。