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2023年8月15日(火)

今こそ平和守りたい

大阪 京橋駅空襲の犠牲者悼む

宮本・清水氏参列

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(写真)祭壇の前で手を合わせる(左から)清水、宮本の両氏=14日、大阪市都島区

 「第69回京橋駅空襲被災者慰霊祭」が14日、大阪市のJR京橋駅南口「慰霊塔」前で行われました。遺族や関係者ら約170人が参列。日本共産党の宮本たけし衆院議員、清水ただし前衆院議員、社会民主党の大椿裕子参院議員が出席しました。

 終戦前日の1945年8月14日午後0時半ごろ、大阪空襲最後の攻撃で、大阪城内にあった大阪陸軍造兵廠(しょう)を爆撃。数個の1トン爆弾が京橋駅を直撃し、列車とホームにいた乗客500人から600人が犠牲になったとされています。

 「慰霊祭」でJR京橋駅の生田亮駅長らがあいさつ。「ロシアが核兵器を使う恐れがある今こそ平和を守りたい」と強い願いを込め千羽鶴を奉納した新日本婦人の会都島支部(大阪市都島区)などが紹介されました。

 長年参列しているという女性(54)=大阪府交野市=は「京橋駅で電車待ちの時に親から空襲の話をよく聞いた。(終戦が1日早ければ)命を落とさずにすんだ人たちのことを忘れてしまわないように覚えていたい」と話しました。


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