2023年8月12日(土)
衆院比例予定候補駆ける
東北(定数12) 高橋千鶴子さん 現
被災者支援を最後まで
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7月の秋田県の豪雨被災現場を回り、被災者らの苦労や要望をつかみ、大臣や各省庁につないでいます。
稲の穂にかぶる砂利と流木。重い負担の不安から「もうどうにもできないべ」と、落胆した能代市の農業者の声を受け止めました。
「このままでいいと思っていないのでしょう」と尋ねた高橋さん。耕作中なら国の災害復旧事業で対応でき、激甚災害に指定されれば支援の上乗せもできると説明すると、「誰もそんなことは話してくれなかったよ。見ても、『大変だね』で終わりだから」と語りました。
東北農政局の要請(4日)では「市町村が判断すれば査定前着工はできる」という農水省に、「制度としてはできますが災害復旧事業に指定されるか否か、自治体や生産者の負担の有無でちゅうちょしてしまう。安心して使えるよう国が前に出るべきだ」と強く求めました。
今回の災害では新たな対応も。発災直後は秋田市も混乱し、被災者は有料ゴミ袋で災害ゴミを出していました。災害時に自治体や被災者の負担にならないよう環境省にも情報の徹底を求めました。
「“大変だね”で終わらせるわけにはいきません。制度が不十分であれば変える。それが政治の役割、私の使命だと思っています」