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2023年8月10日(木)

スイカ農家 被害深刻

あかみね氏ら調査 「支援求める」

沖縄

写真

(写真)台風でビニールが破れたハウスの中で、スイカの被害について話を聞く(左から)あかみね、渡久地の各氏=9日、沖縄県今帰仁村

 日本共産党の、あかみね政賢衆院議員は9日、スイカの名産地である沖縄県今帰仁(なきじん)村を訪れ、台風6号の暴風によって大きな被害を受けたスイカ生産の現場を調査しました。

 名護民主商工会の諸喜田(しょきた)武副会長が案内し、あかみね氏は渡久地修党県議とともに、70棟ほどのビニールハウスでスイカをつくる崎山集落の農家を訪ねました。

 強風で多くのハウスのビニールが破れたり、骨組みがゆがんだりして、屋根が無くなったハウスではスイカの葉や茎が枯れ細り、土の上に実が露出。無事だったハウスでは、青々とした葉で実が覆われ、違いは明らかでした。

 先祖を供養する旧盆(今月28~30日)の供え物としてスイカの出荷が本格化する時期の被害に、従業員は「スイカの収入は例年の半分以下になるかもしれない」と話しました。

 行政の補助を受け、強風に耐性のあるハウスに建て替えを進めてきたものの、頑丈な新しいハウスも風向きなどによってビニールが破れたといいます。

 あかみね氏は「人の力ではどうしようもない被害ということですね」と述べ、国などに支援を求めていきたいと語りました。

 渡久地氏は「緊急的に何が必要ですか」と質問。従業員は「多くのハウスが被害を受けており、不足すると思いますがビニールです。破れた状態がそのままでは、次の植え付けもできませんから」と話しました。


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