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2023年8月4日(金)

沖縄台風直撃 2人死亡

県が災害対策本部会議 再接近に警戒

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(写真)台風6号の強風で損壊した建物=3日、那覇市

 大型で非常に強い台風6号が沖縄県を直撃し、大きな被害をもたらしました。県は3日、第2回の災害対策本部会議を開き、台風が再接近するおそれがあるとして玉城デニー知事が「暴風や大雨等への警戒と命を守る行動を最優先に行っていただきたい」と呼びかけました。

 県は、3日午前8時時点で死者が2人、重傷者3人、軽傷者が36人と発表。

 停電は県内全域で発生し、最大時で21万5800戸(全戸数の34・1%、2日午前10時)に及びました。18の道路で倒木や冠水、護岸ブロック破壊、街灯倒壊などにより全面通行止めや交通規制がありました。高校運動場のバックネットが一部倒壊したり、窓ガラスが破損したりしました。

 航空便は、7月31日~8月3日午前11時までに国内線と国際線合わせて593便が欠航し、11万334人に影響が出ました。

 沖縄気象台によると、台風6号は、4日から6日ごろにかけて強い勢力を維持したまま沖縄本島地方に再び近づく見込み。暴風や大雨、高潮などとなるおそれがあり、影響が長引き、被害が拡大する危険があります。

 デニー知事は、早めの避難を呼びかけ、不要不急の外出を控え、危険な場所に近づかないよう訴えました。


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