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2023年7月29日(土)

マイナ保険証 負担割合の違い

17都府県 57件確認

保団連

 マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」のトラブルをめぐり、全国保険医団体連合会(住江憲勇会長)は、患者の窓口負担割合に健康保険証とオンライン資格確認で違いがある事例が、少なくとも17都府県で57件確認されたと28日までに公表しました。

 負担割合のトラブルをめぐっては、千葉市国民健康保険の被保険者(72)が、保険証は3割なのにオンライン資格確認の情報には2割と誤って登録されていたことを本紙が告発し(4日付)、加藤勝信厚生労働相が誤りを認め、調査を約束しています。

 調査は保団連が6月に集計した全国調査(医療機関1万26施設が回答)を精査したもの。

 ほかに千葉県保険医協会が今月行った緊急調査では、26日までに56の医療機関(医科46、歯科10)で負担割合の相違事例が報告されています。千葉市など17市町に及びます。


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