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2023年7月23日(日)

マイナ政官財癒着

“推進は財界。商売上の思惑”

ラジオで「赤旗」報道紹介

 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」は21日、13日付「しんぶん赤旗」が報道した「マイナンバー 政官財の癒着 受注4社が自民党に献金5・8億」も紹介、マイナンバー制度のひどさを告発しました。

 番組は、福岡県保険医協会が実施した「マイナ保険証」に関するアンケートで、6割以上の施設でシステムトラブルがあったことや、本紙記事にふれ、司会者、出演者が意見交換しました。

 アナウンサーは、本紙記事を引用して「制度設計段階からかかわり、マイナンバー事業を受注してきた企業が2021年までの8年間に自民党の政治資金団体『国民政治協会』に5億8000万円もの献金をしていたことが『赤旗』の調べで分かりました」。さらに記事をそのまま読み進み、「マイナンバー制度を強力に推進したのは財界です。財界が要望し、その加盟企業が自民党に巨額献金し、事業規模1兆円ともいわれる巨額事業を官僚が天下りした企業が受注する」と紹介しました。

 出演者のジャーナリスト・青木理さんは、全国各地の「保険医協会」の「マイナ保険証」調査にふれて「政府の計画通り来年の秋、保険証をなくしてしまったら貧しい人を含めて(医療費の)10割負担の人が出てきかねない」と指摘。「政府と一体となって、ある意味で利権の温床になっている」として、「『赤旗』に書いてあるけど、(マイナンバー制度を)強力に推進するように求めてきたのは財界。なぜなら将来的には個人情報を商売に使えるという思惑がある」と解説しました。

 放送した番組はユーチューブの「公式 大竹まこと ゴールデンラジオ!」で聞けます。(小川浩)


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