2023年7月15日(土)
埼玉県知事選に柴岡氏
共産党公認で擁立と発表
![]() (写真)会見で決意表明する柴岡氏=14日、埼玉県庁記者クラブ |
日本共産党埼玉県委員会は14日、20日告示(8月6日投票)の県知事選に党県書記長の柴岡ゆうま氏(39)=新=を党公認で擁立すると発表しました。
同知事選には、現職の大野元裕氏(59)=無所属=らも立候補を表明しています。
現職の大野氏は、2019年の知事選で「自民党直轄の県政を許さない」との大義で共産党も自主支援し、自公推薦候補を破って初当選しました。柴岡氏は県庁内で開いた会見で、自民党や公明党が大野氏の支持を決め、大野氏もこの間の国政選挙で自公を応援するなど大野氏と自民党の一体化が進んでいると指摘。「県民の命と暮らしを守るため、党公認での立候補を決意した」と表明しました。
大野県政について、県職員を増員するなどの前進もあった一方で、市町村に国民健康保険税の引き上げを押し付けようとするなど「県民の暮らしの困難に心を寄せる姿勢が足りない」と批判。「県民一人ひとりに寄り添う、あたたかい県政を実現し、国の悪政から県民を守る防波堤となるために頑張ります」と訴えました。
柴岡氏の略歴 帯広畜産大学卒。2012年、14年、17年衆院選の埼玉11区に立候補。現在、党中央委員、党県書記長。









