2023年7月3日(月)
政治変えよう 党が訴え
たつみ・こむら予定候補訴え
神戸で市田氏
![]() (写真)市田氏の演説を聞く市民=2日、神戸市中央区 |
日本共産党の市田忠義副委員長は2日、総選挙必勝のため、神戸市中央区の大丸前で街頭演説を行いました。たつみコータロー、堀川あき子、清水ただし、こむら潤(兵庫8区重複)の各近畿比例予定候補を紹介し、「『日本共産党』と書いていただく人を兵庫だけではなく、近畿中に、つながりを生かして全国に広げに広げていただいて、大きく躍進させてください」と訴えました。
市田氏は、日本がアメリカ言いなりで「統合防空ミサイル防衛」に参加するため、5年で43兆円もの大軍拡を行い、敵基地攻撃能力保有を計画していると指摘。大軍拡の予算は、医療や年金の積立金、期限を延長した復興特別所得税の半分を流用するもので、社会保障を切り捨て、大増税を強行しようとしていると批判しました。
「戦争を絶対に起こさせないことこそ政治の仕事だ」と述べ、日本共産党は日中両政府に、互いに脅威とならず、武力による威嚇を禁止し、対話で問題解決する、三つの合意を提言し、岸田首相と中国駐日大使から肯定的に受け入れられたと紹介。「今こそ戦争の準備ではなく平和の準備を」と力を込めました。
たつみ氏とこむら氏、ふじすえひろみ兵庫1区小選挙区予定候補も訴え。たつみ氏は、日本は財界が非正規雇用の緩和を求めた結果、格差と貧困が広がったと話し、「その財界の求めに応じて法律を改悪したのが自民、公明党だ」と指摘。政治を国民の手に取り戻すためにも、企業献金を受け取らない日本共産党への支持をと呼びかけました。
こむら氏は学力至上主義に親も子どもも追い立てられ、高すぎる学費が負担になっていると強調。「経済的格差で子どもが夢をあきらめない社会にしたい」と学費半額や給付制奨学金の拡大を訴えました。









