2023年7月1日(土)
米軍人ら検挙数急増
沖縄 島袋県議質問に警察答弁
今年1月~5月末までの沖縄県内の米軍人・軍属、その家族による刑法犯の検挙件数が29件にのぼり、過去10年で最多となった昨年(54件)をはるかに上回るペースで増えていることが分かりました。
28日の沖縄県議会で、日本共産党の島袋恵祐県議の質問に、県警察本部の鎌谷陽之本部長が答弁しました。昨年同時期に比べて20件の増加となっています。
国と在沖米軍、沖縄県などでつくる「米軍人・軍属等による事件・事故防止のための協力ワーキングチーム(CWT)」は、県が開催を求めてきましたが、17年4月以降、開催されていません。
島袋県議は、「県民の生命と人権が脅かされている状況が続いている」と指摘し、CWTの開催とともに、米軍に治外法権的な特権を保障する日米地位協定の改定を日米両政府に「毅然(きぜん)と求めるべきだ」と訴えました。








