2023年7月1日(土)
工事強行 許されない
佐賀・駐屯地建設 田村貴昭氏ら視察
![]() (写真)工事現場を視察する田村氏(右端)=30日、佐賀市 |
日本共産党の田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例代表予定候補)は30日、佐賀空港(佐賀市)への陸上自衛隊のオスプレイなどの配備に向け、駐機場や火薬庫などを備えた駐屯地を建設するために強行している工事現場を視察しました。武藤明美県議、井上祐輔前県議が同行。神埼市にある工事用土砂の土取り場も確認しました。
防衛省は建設工事を「24時間体制」で行うとし、ピーク時(10月半ば以降)は昼夜合わせて1日にダンプ610台を運行、県内4カ所の土取り場から土砂を搬入するとしています。
田村氏は防衛省が配布した資料などを参照しながら武藤、井上両氏らとともに現場付近を見て回りました。佐賀県全域に大雨警報が出される中、工事現場には10トンダンプが土を運んできていました。神埼市の土取り場から佐賀市の工事現場に行くまでに防衛局の幕を掲げた6台の10トンダンプとすれ違いました。
視察した田村氏は「反対の声を上げている県民の方が多数いるのに、岸田首相が直接、漁協の組合長に会って押し付け、工事も問答無用で進めている。水陸機動団(長崎県佐世保市)の輸送のためのオスプレイ配備であり、田園で囲まれた県営空港にオスプレイを配備することは地域環境からみても許されない。佐賀の人たちとともに配備反対をしていきたい」と述べました。









