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2023年6月26日(月)

“私たちはここにいる”

10回目のレインボーパレード

青森

写真

(写真)虹色の旗やメッセージボードを掲げアピールする人たち=25日、青森市

 「私たちはここにいる」「自分の好きなように生きたい、青森で」―青森市で25日、「青森レインボーパレード2023」(主催=同実行委員会)が開かれ、県内外から過去最多の212人が参加しました。

 2014年に当事者3人から始まった同パレードは、今回で10回目を迎えました。今年のテーマは「まだ、黙らない」。レインボーフラッグや思いおもいのメッセージボードを掲げ、音楽に合わせて歌い、踊りながら、LGBTIQの権利擁護を求めて声を上げる参加者に、沿道からも市民が旗や手を振って声援を送りました。

 国会で成立した4党LGBT法に対し、「差別禁止法が必要なんです」(大学教員・34歳)の声や、「青森で声を上げている人がいることに勇気をもらった。今日歩けて本当にうれしい」と語る初参加者も。

 県内の大学に通う学生(20)は、友人に託された「制服の選択制を」のプラカードを力強く掲げ、「私も性別を決めつけられているようでつらかった。声を上げなければ変わらない」と話しました。

 パレードには、県知事や青森市長をはじめ、19の自治体の首長と日本共産党、立憲民主党、社会民主党、公明党などがメッセージを寄せました。


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