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2023年6月25日(日)

命輝く海守れ

辺野古中止願い「海のおまつり」

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(写真)新基地建設工事の中止を求めて歌を歌う「海のおまつり」参加者=24日、沖縄県名護市辺野古

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設によって生きる場を奪われている魚やサンゴなどの海の生き物を守ろうと、ヘリ基地反対協議会・海上行動チームは24日、埋め立て現場近くの海上で「海のおまつり」を開き、工事の中止を求めました。

 参加者は、「海の生き物は、声を上げることもできずに命を失っている。海から生まれた生き物の仲間として、海への愛を分かち合いたい」と願いを込め、抗議船の上で、伝統楽器「三線(さんしん)」やギターの演奏、音楽の歌詞に手話をつけて表現する「手話ソング」を披露。「島唄」「涙(なだ)そうそう」「月桃(げっとう)」「島人(しまんちゅ)ぬ宝」などの曲を海上に響かせました。

 「この美しい海の上から平和の思いを届けたい」「命を守ることに重さも軽さも関係ない。ジュゴンの命も魚の命も大切です」「命の輝き、エネルギーがこの海にはある」と、それぞれの思いを伝え、海を壊して命を奪う新基地建設工事の中止を訴えました。

 カヌーチームのメンバーが「響け琉球愛歌」と書いた横断幕を掲げ、音楽に合わせてレインボーフラッグを振り、基地建設を止めて戦争のない世の中をつくろうと一体になりました。


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