2023年6月20日(火)
物価高に見合わない
道労働局に最賃上げ要請
はたやま予定候補ら
![]() (写真)要請する、はたやま氏(左から3人目)ら党北海道委員会=19日、札幌市 |
日本共産党北海道委員会は19日、はたやま和也元衆院議員・比例予定候補、党道議団(真下紀子団長)、党札幌市議団(池田由美団長)とともに、北海道労働局と北海道地方最低賃金審議会に最低賃金の引き上げを求めて、要請しました。
毎年の審議会に合わせてこの時期に行っている要請で、「最低賃金を時間給1500円に引き上げる」「全国一律制度とする」「中小零細企業や赤字企業を含め賃金を引き上げられる環境を整える」ことなどを求めました。
はたやま氏は、物価高騰と照らし合わせても、現状の賃金では生活に追いついていない実態を示し、中小企業への具体的な支援をセットにした最賃の引き上げを求めました。
真下氏は、東京都と北海道の20年間の最賃の比較を示し、格差が広がったと告発。現行の最低賃金法の制度では、地域別で格差が広がるという問題点を示し、改善する必要性を訴えました。
労働局側から、格差をなくしていくために「ランク制度」が見直されたと報告があり、「法改正問題もあり、すぐに全国同じ賃金とするのは難しい」との認識を示しました。
はたやま氏は「格差解消の必要性については共通認識のようなので、同じ方向性で問題点を受け止め、改善に努めてほしい」と強調しました。
丸山はるみ道議は、非正規雇用が広がる中で若い人の生活が成り立たずダブルワークを強いられている実態を告発。「スピード感を持っての取り組みを」と強く求めました。









