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2023年6月20日(火)

内閣支持率 軒並み下落

少子化対策も「期待できない」

 報道各社の世論調査(いずれも17、18両日実施)で岸田政権の支持率が軒並み低下しています。「異次元の少子化対策」と称して打ち出した「こども未来戦略方針」に「期待できない」との回答が多数を占めるなど、国民の不信が広がっています。

 「毎日」の調査では、岸田内閣の「支持」は33%で、前回より12ポイント急落し、4カ月ぶりの支持率大幅下落。「不支持」は58%で、12ポイント増加しました。

 共同通信の調査では、「支持」は40・8%で6・2ポイント下落し、「不支持」は5・7ポイント増の41・6%に。「朝日」の調査では、「支持」は42%で4ポイント下落し、「不支持」は4ポイント増の46%となり、いずれも不支持と支持が逆転しました。

 岸田政権の少子化対策について「朝日」の調査では、「期待できない」が73%にのぼり、「期待できる」の23%を大きく上回りました。少子化対策を実現するにあたって「実質的に追加負担を生じさせないことを目指す」との岸田文雄首相の発言を「信頼できない」が「あまり」と「全く」を合わせて72%を占めました。

 共同通信の調査では、政府の少子化対策に「期待しない」「あまり期待しない」が計66・3%に。財源をめぐる具体的な議論が先送りされていることについては、岸田首相の説明に「納得できない」が72・7%に達しました。

 「毎日」でも財源を「早く議論すべきだ」が78%に。また、政府が少子化対策の目玉施策に位置付ける児童手当の拡充策についても「評価しない」が47%で、「評価する」の41%を上回りました。

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