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2023年6月19日(月)

平和外交 世界で本流

大学人と共産党の集い開く

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(写真)講演する緒方副委員長=18日、日本共産党本部

 全国学者・研究者日本共産党後援会は18日、「大学人と日本共産党のつどい」を開きました。会場とオンライン合わせて500人以上が参加。日本共産党副委員長・国際委員会責任者の緒方靖夫氏が「欧州左翼との交流―軍事ブロックではなく、外交で平和を」のテーマで講演しました。

 緒方氏は、昨年11月の欧州訪問後、アジア政党国際会議総会の党代表団に合流し、そこでの志位和夫団長の発言や働きかけなどによりブロック政治反対の宣言が採択されたこと、同時期のASEAN主催国際会議が排除の圧力をはねのけ成功したことの二つの出来事を述べ、党の活動が国際政治の本流と響き合っていると指摘しました。

 その後、参加した欧州左翼党大会が、分断化の欧州でこそICAPP(アジア政党国際会議)宣言の意義が大きいと強調し、欧州左翼党と日本共産党の双方が軍事ブロック反対、軍事費増大反対での共同に合意したことを指摘。欧州左翼政党と多くの分野での課題の共有、連帯、その要因、ジェンダーはじめ交流から学んだことを語りました。さらに、ロシアのウクライナ侵略による戦争に至った欧州の教訓、政治解決の道筋を紹介。G7広島サミット後の地域情勢、世界の視野から9条の重要性を踏まえ、欧州の轍(てつ)を踏まないために、改憲策動に反撃し、日本共産党を大きくと訴えました。

 浜矩子代表世話人(同志社大学大学院教授)が開会あいさつ、萩原伸次郎事務局長(横浜国立大学名誉教授)が閉会あいさつをしました。つどいの動画はユーチューブで見られます。


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