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2023年6月17日(土)

文化芸術 予算増を

音楽ユニオン関東地本が大会

市田氏あいさつ

写真

(写真)日本音楽家ユニオン関東地本の大会であいさつする市田氏=16日、東京都内

 日本音楽家ユニオン関東地方本部は16日、東京都内で定期大会を開き、音楽家の生活を守る活動方針を決めました。

 あいさつした土屋学代表運営委員は、「音楽家の地位向上、労働者性の確立を実現しよう」と強調しました。

 同ユニオン結成35年を記念し、文化芸術振興議員連盟副会長を務めた日本共産党の市田忠義副委員長・前参院議員が招待を受け、あいさつしました。

 市田氏は、「日本の文化予算は、フランスの8分の1、韓国の12分の1と、あまりに貧弱だ。大軍拡予算の5年43兆円は、文化庁予算の400倍にのぼる。文化予算の増額こそ必要だ」と強調。「音楽ユニオンがインボイス(適格請求書)反対の声をあげ、勇気づけられている。言論・表現の自由を守り、文化芸術の発展に力を尽くす政治を、党派を超えて実現しよう」と呼びかけました。

 活動報告では、日本レコード協会との交渉で、演奏料据え置きを主張する協会に対して、15年も引き上げがないため音楽家が困窮していることを訴え、2・9%増額の回答を引き出したことが報告されました。

 活動方針では、SNSやネット配信での音楽家の権利確立について方針を強化。基準演奏料改善、生演奏の場づくりなどを提起しました。


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