2023年6月17日(土)
生き方制限する権利ない 4党LGBT法批判
東京 ウィメンズアクション
総がかり実委
![]() (写真)「暴走政治を止めるために市民が声をあげよう」と呼びかける女性たち=15日、東京・有楽町駅前 |
暴走する岸田政権に怒りの声をあげようと、総がかり行動実行委員会は15日、東京・有楽町駅前でウィメンズアクションを行いました。雨の中集まった30人の参加者は、「岸田政権の異次元の暴走にNO! 多文化共生、ジェンダー平等社会にマッチョ政治はいらない!」と書かれた横断幕を手に、「政治を変えるために市民が力を合わせよう」と声をあげました。
新日本婦人の会の平野恵美子副会長は、性はその人の生き方そのものであり、それを制限する権利は誰にもないとLGBT法4党案を強行採決した与党や補完勢力を批判。「私たち市民には力がある。安心して生きられる社会をともにつくろう」と訴えました。
全労連女性部の舟橋初恵部長は、多額のお金がかかる教育に政府の少子化対策は触れようとしないと批判。「ヨーロッパでは高等教育の無償化は当たり前。少子化対策の予算も決められない政府にやる気があるとは思えない」と語りました。
元豊島区議の山口菊子さんは、人々の暮らしを見ようとしない政治家が多すぎると批判。「世論の力があればそんな政治も変えられる。一緒に声をあげよう」と話しました。
日本共産党の岩渕友参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員が参加。岩渕氏は、LGBT法4党案に対して怒りの声が広がる下で、参院でようやく当事者からの聞き取りも行われたと報告。「政治を変える力は国民の中にある。私たちの声が届く政治を実現しよう」と訴えました。









