2023年6月14日(水)
「理解増進法」の衆院可決に警鐘
ＬＧＢＴ法連合会が声明
性的少数者の権利と尊厳を守る「ＬＧＢＴ理解増進法案」を巡り、自民、公明、日本維新の会、国民民主の４党修正案が１３日に衆院本会議で可決されたことをうけ、性的少数者のための法整備を目指す「ＬＧＢＴ法連合会」は同日、「衆院可決に警鐘を鳴らす」とする声明を発表しました。
声明では、４党案について「当事者にさらなる生きづらさを強いるものであり、実質的に多数派に配慮する規定として機能する」と指摘。先進的な教育実践を「規制」するために与党議員が４党案を使うと表明していることについて「当事者の差別や困難をなくす取り組み自体を『規制』する動きは看過できない」と批判。このままの内容での法成立に反対し、参院での審議を行わないよう求めています。
