2023年6月13日(火)
能登地震 国から支援提起を
台風2号被害も 井上氏が要求
参院災害特別委
![]() (写真)質問する井上哲士議員=9日、参院災害対策特委 |
日本共産党の井上哲士議員は9日、参院災害対策特別委員会で、能登地震被害からの生活・生業(なりわい)再建支援と台風2号豪雨の被災者支援について質問しました。
井上氏は、石川県珠洲市(局地激甚災害指定)は、過疎、高齢化、昨年の地震被害、行革による職員不足があり「希望が持てる支援」がなければさらなる困難が生じると指摘。「市の要請を待つ従来姿勢から一歩踏み出してプッシュ型での支援」強化を求めました。
谷公一防災相は、過疎などさまざまな課題を踏まえて「可能な限り弾力的運用で復旧復興に取り組む」と答えました。
井上氏は「被災者見守り・相談事業」を実施するための「新たな職員雇用は可能か」と質問。厚生労働省の担当者は「職員雇用や人件費も補助対象となる」と答弁しました。
台風2号では、昨年9月の台風15号と同じ場所が決壊した静岡県磐田市の敷地川について質問。井上氏は自治会長ら被災住民の声に基づき(1)今年秋に予定されていた本工事までの間、土のう積みだけの仮復旧工事が適切だったのか納得できる説明(2)早急な本復旧工事の着手―を求めました。国土交通省の担当局長は「住民説明会の実施、早期の本復旧工事を支援していく」と答えました。









