2023年6月13日(火)
災害救助法 適用広く
和歌山 宮本岳志氏が台風被害調査
![]() (写真)調査する(右から)岡、宮本、神出、奥村、溝口の各氏=11日、和歌山県海南市 |
日本共産党の宮本岳志衆院議員は11日、台風2号による被害が出た和歌山県の海南市と紀美野町で、奥村規子県議、岡義明、溝口恵敬両市議、美濃良和、埴谷高夫両町議とともに調査しました。
1200戸以上の住宅に被害が出た海南市では神出政巳市長が同行。市長は山の崩落を指さし「まだドローンでしか行けない。下に民家もあり二次災害に気を付けないといけない」と話しました。同市下津では精肉店の女性が「店に水が来て、椅子の上に上がった。消防の人が来てくれるまで怖かった。店の復帰は無理。廃業する」と肩を落としました。仕出し店の男性は「ここまでの水害は初めて」と述べ、バイク店の店主は「10分ほどで漬かって2階に逃げた。商品は水没した」と話しました。
橋の欄干を流木が埋め尽くすなど台風の傷痕がいまも生々しい紀美野町では、貴志川のすぐ近くの住民が「川からだけでなく、山から滝のように水が流れてきて、あっという間に浸水した」と恐怖を語りました。床板をめくり修繕していた住民は「(応急修理費が出る)災害救助法を、海南市だけなく紀美野町にも適用してほしい」と求めました。









