2023年6月13日(火)
大雨 県でも対策早く
住宅のり面崩落 党が現地調査
奈良・斑鳩町
![]() (写真)現場を視察する(左から)山村、浜、宮本、木沢の各氏=10日、奈良県斑鳩町 |
奈良県斑鳩(いかるが)町では、2日の大雨によって住宅ののり面が約50メートル・高さ6~7メートルにわたって崩落し、今も4世帯が避難生活をしています。日本共産党の山村幸穂県議と宮本次郎元県議、木沢正男、浜まり子両町議が10日、現場を調査しました。
隣接するため池の西側から見ると、崩落したのり面がブルーシートで広く覆われていました。木沢氏は「樹木で隠れて見えにくいが住宅の地盤が大きく削れている。町だけではなく県の対策も急務だ」と話しました。封鎖されている住宅前の町道も調査し、県がどう対策をとるか確認することにしています。
町議会の建設水道委員会(8日)では、町の担当者が、同地が大規模盛土造成地の一つであると説明。2日午前8時14分に大雨土砂災害警報、同10時35分に土砂災害警戒情報が発表され、総雨量が約170ミリに達しました。全壊1戸、半壊1戸、部分損壊1戸で、7世帯13人が避難したと報告がありました。









