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2023年6月10日(土)

障害福祉 制度拡充を

党国会議員団 きょうされんと懇談

 日本共産党国会議員団は5日、障害者支援団体「きょうされん」から障害福祉の法制度拡充を求める要望を受け、オンラインで懇談しました。宮本徹衆院議員、倉林明子参院議員が参加しました。

 要望書は、▽優生保護法問題の全面解決▽新型コロナ長期化の中(1)安心して医療にかかれる医療体制の拡充(2)コロナを原因とする事業所の減収補填(ほてん)(3)地域活動支援センターをコロナに関する各種給付の対象に▽物価高で影響を受けている障害者、事業所への支援▽65歳以上でも必要な支援を費用負担なく利用できるようにすること―などを求めています。

 障害のある参加者は、物価高について「安売りばかり買っている」「年金、給料は変わらず、クーラーを節約しなければならない」と訴えました。

 事業所からは「新型コロナで1人亡くなった。検査も治療も入院もできない、現場を見てほしい」などの要望が出されました。

 宮本氏は旧優生保護法問題について、「政治が速やかに解決する責任を果たさなければならない」と発言。倉林氏は障害福祉事業所について「コロナの傷が癒えていない実態がある。クラスターによる減収の補填プラス賃上げが必要だ」と述べました。


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