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2023年6月7日(水)

入管法改悪 怒りに火

東京 野党有志が緊急集会

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(写真)入管法改悪案は廃案にと訴える野党議員と市民ら=6日、東京・有楽町駅前

 参院法務委員会での入管法改悪案の採決が狙われた6日、野党の有志議員らが東京・有楽町イトシア前で改悪反対の緊急集会を行い「国民の怒りに火がついている」「このまま廃案にしよう」と訴えました。

 雨が降る中、イトシア前には多くの市民が駆け付け、「法務大臣はやめろ」「廃案一択」「人権守れ」と声をあげました。議員らが、斎藤健法相の問責決議案の提出により、この日の採決はなくなったと報告すると、歓声と大きな拍手が湧き起こりました。

 立憲民主党の石川大我参院議員は、大阪入管で医師が酩酊(めいてい)しながら診療していた問題をめぐり、同医師が診察をしていないにもかかわらず現在も給与が支払われ続けていることなど、新たな事実も発覚していると述べ、「一日いちにち審議を伸ばすことによって新たな事実が明らかになり、世論に火がついていく。メディアの注目もあがってきた。この問題を広く訴え、廃案に追い込もう」と呼びかけました。

 各党の議員が次々にマイクを握り、「みんなの応援でここまで来た。正念場だ」「一日二日が今後の展開を大きく変えていく」「世論を変えていくのはみなさん。どうか力を貸して」と呼びかけました。


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