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2023年6月6日(火)

「昨年も決壊 人災だ」

静岡大雨 すやま比例予定候補調査に住民

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(写真)決壊した川の現場で話を聞く、すやま氏(左端)=5日、静岡県磐田市

 日本共産党の、すやま初美衆院東海比例予定候補は5日、梅雨前線と台風2号による大雨で浸水被害が出た静岡県磐田市、土砂崩れが起きた浜松市北区の現地を調査し、被害住民から話を聞きました。

 磐田市では敷地川(しきじがわ)堤防が2日深夜に決壊し、市の発表(3日午後3時)で床上浸水20件、床下浸水21件が確認されています。

 案内は、地域で民生委員をしている高橋正美さんと、党の根津康広、高梨俊弘の両市議。敷地川は昨年9月の台風15号で決壊、土のうによる復旧状態で、今年秋に本格的な工事を開始する予定でした。

 高橋さんは「以前から地元の人は心配していたところ、昨年の台風でついに決壊。土のうも、今回は前回より雨量が少ないのに決壊した。床上になった人は人災だと怒っている」と話します。

 浜松市内では床上34件、床下135件の浸水被害、北区と西区で土砂崩れによる被害が出ています。北区引佐(いなさ)町渋川では土砂崩れが発生し、30代男性が亡くなりました。党の北島定市議、安間眞伍引佐支部長らの案内で北区の現地調査をしました。

 現地では住宅に続く道が今も土砂でふさがっていました。すやま氏は献花台に花を手向け、被害者の死を悼みました。

 近くの住民は「長年住んでいるが、こんなことは初めて。土砂災害警戒区域に指定されている地域なので怖い」と話しました。

 すやま氏は「要望を整理し、党議員らと連携して市、県、国のそれぞれの行政に対して働きかけたい」と述べています。


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