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2023年6月5日(月)

入管法 立法事実崩れ

京都 井上議員が国会リポート

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(写真)入管法改悪案についてオンラインで報告する井上議員(右上)=1日

 入管法改悪案を廃案に追い込もうと、日本共産党京都府委員会は1日夜、井上哲士参院議員を招いた緊急国会リポートをオンラインで開きました。

 井上議員は、同日の参院法務委員会では採決が見送られたことに触れ、「来週の委員会に向けて、さらに声を広げ、問題点を知らせ、廃案に追い込もう」と強調。改悪案について、3回目以降の難民申請中でも送還可能にするなど命を危険にさらす問題点をあげ「2年前に廃案になった法案と変わらない。日本の異常な難民認定率の低さを是正するどころか後退させるものだ」と批判しました。

 さらに、審議のなかで、参与員の審査がまともに行われていなかった疑惑が浮きぼりになったとし、「申請者に難民がほとんどいない」とする立法事実が崩れていることを指摘。「議論すればするほど問題点が出てくる。だからこそ政府・与党は早く打ち切ろうとしている。声と運動が追いつめている証拠だ」と述べました。

 「野党の合同ヒアリングの成果は」「国連からどんな勧告があったか」などの質問が寄せられました。


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