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2023年6月4日(日)

記録的豪雨 被害多数

本村衆院議員・須山比例予定候補・下奥県議が調査

愛知・豊橋

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(写真)堤防沿いの住人から川の水位や堤防の状況を聞く(左から)本村、須山の各氏ら=3日、愛知県豊橋市

 日本共産党の本村伸子衆院議員(衆院東海ブロック比例予定候補)と須山初美党愛知県委員会副委員長(同)、下奥奈歩県議は3日、前日に発生した非常に激しい雨が降り続く線状降水帯の影響で床上浸水や道路冠水がおきた愛知県豊橋市に調査に入りました。党市議団が被災地を案内しました。

 同市の48時間降水量は観測史上最大の426ミリ(午前11時40分現在)。豊川が「氾濫注意水位」を超え、柳生川や梅田川が氾濫しました。市によると車が水没し1人が死亡、突風にあおられるなどで2人が負傷しました。

 氾濫した柳生川近くの商店は店舗が浸水。店内の水を外に出す作業をしていた飲食店の店員は「冷蔵庫が水につかり室外機も水に浮き、ガスボンベも倒れた。市へ相談すると住居の補償はあるが店舗の補償はないといわれた」と話しました。果物屋の店員は「膝まで水がきた。10年前にも浸水したと聞いていたので商品は上に上げていたが一部つかった。被害はこれから調べる。市で補助できるのか」と党議員団に相談。本村氏らはお見舞いを述べ、行政も相談窓口を設置し対応を始めたところだとして罹災(りさい)証明書を取るよう勧めました。

 道路冠水で運転手が車から避難した放置車両が何台も残されていました。堤防から水が染み出している状況も確認。本村議員は調査後、「河川改修や堤防強化を加速させるとともに、被災者個人と中小企業への支援が欠かせない。国の制度の充実を求めていく」と話しました。


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