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2023年6月2日(金)

堺市長選 野村候補追い上げ

住民サービス拡充こそ

対話・宣伝に市民から期待

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(写真)激励に応える野村候補=1日、堺市北区

 堺市長選(4日投票)は市民共同の無所属候補、野村ともあき氏(49)が、維新現職候補の永藤英機氏(46)を激しく追い上げています。野村候補は1日も終日、「住民サービスの削減ではなく、拡充こそ」と訴えました。

 野村候補は同日午後、北区の新金岡駅前で「市民の身を切る改革ではなく、コロナ禍、物価高で苦しい思いをしている時こそ、税金を住民サービスに還元すべきです」と力説。子育て・教育施策の充実が地域を元気にし、税収を増やす好循環を生むとして、「財政危機」のパフォーマンスに走る現市政からの転換を呼びかけました。

 2歳の子をもつ女性は「カジノなど非日常ではなく、日常が大事という野村さんなら、市民生活は良くなると思う」と期待を寄せました。

 「住みよい堺市をつくる会」の北区地域連絡会は同日、スーパーに近い交差点で「堺市政を変えましょう」と声をかけながら、ビラ配布。「維新に負けずに頑張って」と激励する市民もいました。

 宣伝参加者はこの間の経験を交流。「永藤市政は中小企業に何もしない」と怒る社長の話と聞いた従業員が「今回は野村さんに入れる」。「棄権するつもり」という女性に野村候補の小中学校の体育館にエアコンを設置する政策を紹介し、「避難所にもなる体育館にエアコンは必要です」と話すと、「その通りだ。仲間に野村さんの政策を話しておく」となった例を聞き「やっぱり政策を広く知らせ、対話が必要」と参加者の一人は語りました。


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