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2023年5月29日(月)

アイヌの先住権確立を

紙・はたやま氏 帯広協会長と懇談

北海道

写真

(写真)懇談する(左から)笹村会長と紙、はたやま両氏=27日、北海道浦幌町

 北海道を中心とする日本の先住民族アイヌの権利、尊厳の回復に向けて、日本共産党の紙智子参院議員と、はたやま和也衆院比例予定候補は27日、帯広アイヌ協会の笹村昭義会長と、北海道浦幌町内で懇談しました。

 笹村会長は「先住民族の権利に関する国連宣言」決議(2007年)を受けて、アイヌ民族を先住民族と認めるよう求める国会決議の採択(08年)に言及。「先住民だと胸を張って言えるようになって、まだ15年しかたっていない。(差別・偏見が)いまだにある」と指摘しました。

 「小・中学校でアイヌの踊り、文化を教えています。文化を絶やさず次へと引き継いでいく。教育が一番大事です」と語りました。

 紙、はたやま両氏は、アイヌの先住民としての権利(先住権)を確立させるため「超党派で頑張る」と応えました。


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