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2023年5月29日(月)

多様な意見 向き合う堺へ

野村市長候補、街頭で訴え

来月4日投票

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(写真)街頭演説の後、聴衆と握手する野村候補(右)=28日、堺市北区

 激しいたたかいとなっている堺市長選(6月4日投開票)。ラストサンデーを迎えた28日、党派を超えた市民共同の候補で、元市議の野村ともあき候補(49)=無所属・新人、「住みよい堺市をつくる会」が自主支援=が終日、市内各所を駆け巡り、「市民82万人の多様な意見に向き合う市政にチャレンジするために皆さんの力を貸してください」と気迫をこめて訴えました。

 「物価高やコロナ禍の負担を軽減し、市民の生活を支え、地域の中小事業者を助けるなど、住民サービスを拡充することこそが堺市発展の出発点です」「一緒に素晴らしい堺市をつくりましょう」―。同日夕方、北区の中百舌鳥(なかもず)駅前に立った野村候補は力強く呼びかけ、集まった市民らと次々握手を交わしました。

 野村候補の訴えを聞いた北区の50代男性は「維新府政がつぶす予定の府立美原高校を堺市に移管する政策をはじめ、市民全員と向き合う100の政策をぜひ実現してほしい」、普段からおでかけ応援制度を利用する東区の女性(71)は「2度もこの制度を改悪しようとした維新市政は許せない。何でも府の言いなりになるのでなく、政令市として堺市民のために税金を使ってほしい」など、期待の声が寄せられました。

 一方、現職の永藤英機候補(46)=大阪維新の会=には同日、日本維新の会の馬場伸幸代表や吉村洋文大阪府知事らが応援。「維新対反維新のデッドヒートになっている」(馬場氏)と引き締めに躍起となっていました。


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