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2023年5月28日(日)

赤旗はいま

国際報道

市民・労働運動伝える

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(写真)世界の市民運動を報じる国際面

 「しんぶん赤旗」は、各国の市民や労働者のたたかいを伝えることに徹底的にこだわってきました。

 毎日1ページある国際面の4月を振り返ってみると、休刊日を除く29日のうちデモやストライキといったとりくみを大きく取り上げた記事が載っているのは24日になりました。8割以上を占めます。

 一方、全国紙の一つ「朝日」の国際面の場合は、同じ1カ月間で市民の抗議行動の写真が載った日はわずか3日。大きな扱いをした日は皆無でした。

 4月15日、ドイツが全原発を停止しました。「しんぶん赤旗」はこのニュースだけでなく、背景に反原発の運動があったことを「運動の勝利」の大見出しで報じました。

 「しんぶん赤旗」が国際面で際立った違いを見せられるのは、各国の人民・市民が歴史をつくる、たたかってこそ世の中を変えられるという立場で紙面づくりに当たっているからです。

 ある読者は、ツイッターで独鉄道労組のストや気候変動対策を求めるロンドンでの行動などを報じた国際面を取り上げ、「しんぶん赤旗の読みどころはたくさんあるけど、私は何と言っても他紙の追随を許さない『国際面』だと思う」と語ってくれています。

統一協会問題

追及続け調査報道138本

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(写真)統一協会関連団体が女子留学生日本語弁論大会の開催を計画していることを特報した23日付1面

 昨年7月8日の安倍晋三元首相銃撃事件後に、社会部は「統一協会取材班」を立ち上げ取材を続けてきました。取材班の記事は今年5月26日までに138本にのぼります。

 「しんぶん赤旗」は、当局の発表に頼らず独自に問題点を“発掘”していく調査報道が基本です。取材源を広げていくことに手間暇がかかりますが、この姿勢を貫くことで多くのスクープを出しています。

 最近では、統一協会の韓鶴子総裁が創立した「世界平和女性連合」が、公共施設など国内28会場で「女子留学生日本語弁論大会」の開催を計画していることを23日付でスクープしています。

 統一協会は関連団体を使い正体を隠して勧誘をしてきました。「赤旗」の報道後、千葉県柏市の日本共産党市議団が会場を貸し出さないよう市に要請しました。党議員団と協力して被害拡大防止に取り組めるのは「赤旗」ならではの強みです。

 弁論大会の情報は取材協力者から得ました。今年に入り一般紙の統一協会報道が激減しています。追及を続ける「赤旗」には、協会の信者2世からこんな期待が寄せられています。「しんぶん赤旗さんだけが、ずっとずっと紙面で、統一協会を報じてくださってありがとうございます」

 (つづく)


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