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2023年5月24日(水)

堺市長選 住民サービス拡充か削減か

野村候補と維新 違い鮮明

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(写真)自転車の乗って支持を呼びかける野村候補=堺市

 住民サービスの拡充か削減か―堺市長選(6月4日投票)で、市民共同候補の元市議、野村ともあき氏と大阪維新の会現職の永藤英機氏の違いが鮮明になっています。

 野村氏は「私の政策はシンプルです」として次のように訴えます。「住民サービスを大幅に拡充することで、皆さまの暮らしを向上させ、新たな人口を呼び込み、まちを活性化させ、景気を良くして、さらなる住民サービスを拡充していく。その好循環を堺に根付かせたい」

 一方、永藤氏は4年前の市長選で公約に掲げた「おでかけ応援制度」の「拡充」まで投げ捨て。2度にわたり縮小案を議会に提案し、いずれも否決されました。批判を気にしてか、今回選挙では「健康寿命がどんどんあがってきたので、(65歳から)70歳まで支給を遅らせることを提案したが、2度否決されたので、もう提案しない」と街頭でも釈明し始めました。しかし、維新ビラには「健康長寿の実現(年齢に応じた効果的な取組等)」とあるだけで、公約でも「おでかけ応援制度」のことは触れていません。

 コロナ禍で暮らし応援が切実な時に、まやかしの「財政危機宣言」で住民サービスの削減・切り捨てを次々提案・実行してきた責任は免れません。


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