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2023年5月24日(水)

女性議員増やし声もっと届ける

候補者男女均等法5年 成果と展望を交流

Qの会院内集会

高橋・岩渕・吉良議員が参加

写真

(写真)候補者男女均等法施行5周年を記念して開かれたQの会院内集会=23日、国会内

 女性の政治参画を進め活動する「クオータ制を推進する会(Qの会)」は23日、国会内で、「政治分野における男女共同参画推進法(候補者男女均等法)」施行から5周年を迎えたことを記念し、院内集会を開きました。

 参加した超党派の議員らは、この間行われた衆参国政選挙や統一地方選挙での各党のクオータ制推進の成果や今後の展望を語りました。日本共産党からは高橋千鶴子衆院議員、岩渕友、吉良よし子両参院議員が出席しました。

 同会の赤松良子会長は「法施行から5年がたち、成果は挙がっている。女性議員の割合は衆院で10%、参院は25%、地方は15%程度と増えた。ただ、国際的に見れば日本はまだまだ自慢できない数字だ。これからもがんばらないといけない」とあいさつしました。

 高橋氏は、法施行で各党の女性候補者の目標設定などの取り組みが進んだことにふれ、「政治参画を進める点で法律をまとめることができたことは本当に意味があった」と強調。その上で、統一地方選の前半戦では日本共産党の当選者の女性比率が5割を超えたと報告し、「女性議員を増やし皆さんの声がもっと届くようがんばっていきたい」と述べました。

 立憲民主党の中川正春衆院議員は「衆院解散・総選挙が7月にあるのではないかという緊迫感の中で迎えたこの会。あらためて原点に返って考えたい」と語りました。


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