2023年5月23日(火)
“新たな戦前お断り”
軍拡・増税に反対掲げ 総がかりなどが宣伝
東京・新宿
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岸田政権による憲法改悪と大軍拡・大増税に反対する街頭宣伝が22日、東京・新宿駅前で行われました。憲法違反の悪法が国会で審議される中、参加者は「新たな戦前おことわり」と書かれた横断幕でアピールしながら、沖縄・辺野古米軍新基地建設反対署名などへの協力を呼びかけました。
移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)の鳥井一平代表理事は、外国人技能実習生をあたかも犯罪者であるかのように扱う入管法改悪案に反対の声を上げようと訴え。「多民族・多文化を尊重する社会をつくるために一緒に声を上げよう」と呼びかけました。
憲法共同センターの西村峰子さん(全日本民主医療機関連合会事務局次長)は、軍事費の財源をつくるために国立病院の積立金を国庫に返納させるなど軍拡財源法案を批判。「政府が確保すべきは軍事費ではなく、命、暮らしを守る予算、看護師、医師を増やす予算だ」と語りました。
総がかり行動実行委と9条改憲NO!市民アクションが主催。仕事帰りに来た神奈川県座間市の会社員男性(55)は「職場で署名を集め、大軍拡・大増税を止めたい」と語りました。