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2023年5月23日(火)

「入管法改悪案 必ず廃案」

渋谷ハチ公前宣伝 本村・山添氏訴え

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(写真)入管法の改悪に反対するスピーチを聞く、大勢の人たち=21日、東京・渋谷ハチ公前

 入管法の改悪に反対して、7000人(主催者発表)が東京都渋谷区をデモ行進した21日、渋谷ハチ公前では街頭宣伝も取り組まれました。市民と一緒に野党の国会議員がスピーチし、「改悪案を必ず廃案にして、真の入管法改正を実現しよう」と訴えました。

 「#FREE USHIKU」をはじめ、市民有志が主催し、大勢の人が足を止めました。野党から、日本共産党の本村伸子衆院議員、山添拓参院議員、立憲民主党の石川大我参院議員、石橋通宏参院議員、れいわ新選組の木村英子参院議員が訴えました。

 山添氏は、国会審議の前提となる資料すら明らかにせず、悪法を成立させるのは許されないと強調。「外国人はもちろん、この国で暮らすすべての人の人権、民主主義が問われています。廃案に追い込むため頑張りましょう」と呼びかけました。

 次つぎと市民もスピーチ。2018年ごろに入管をめぐる問題を知ったと語る俳優の古澤裕介さんは、「みんなで行動することは苦手なので、ひとりで街宣をしています。これからも俳優という名を背負って声をあげ続ける」と語りました。

 飛び入りでマイクを握ったラッパーのダースレイダーさんは、民主主義国家で一番大切なことは移動の自由だと指摘。改悪案が成立するなら、先進国の看板を下ろさないといけないと話し、「とんでもなく先進的ではない法律は、直ちにやめるべきです」と述べました。


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